
全てのステークホルダーから信頼されるグローバル企業を目指して
東日本大震災により、亡くなられた多くの方々に謹んでご冥福をお祈り申しあげますとともに、被災された皆様とそのご家族の方々に心よりお見舞い申し上げます。当社グループにおいては、被害にあわれたお客様設備の復旧支援に全社を挙げて取り組んでおり、今後も本業を通じて被災地の復興を支援してまいります。

当社グループは創立以来、独創的な技術と高品質な製品・サービスの提供を通じてお客様や社会から確かな信頼を獲得しながら成長し、社会インフラと産業の基盤づくりに貢献してきました。こうした事業活動の根幹は、企業理念を追求するCSR(企業の社会的責任)の推進であると考えています。
2008年の金融危機を経た現在の当社グループを取り巻く環境は、国内景気の低迷が続く一方で、環境・エネルギー事業分野や海外市場では事業機会の拡大が期待されています。このような中で、当社グループは2011年度より、新しい中長期計画「ビジョン2015」をスタートさせました。
ビジョン2015では、当社のコア技術をベースに成長市場に積極的に事業を展開し、これまで以上に多面的な市場にバランスよく軸足を置いた事業構造を構築することにより、市場環境が変化しても持続的に成長する企業を目指します。具体的には、これまでの事業の柱である「電力機器」「ビーム・真空応用」の2つのセグメントに「新エネルギー・環境」「ライフサイクルエンジニアリング」を加えた4つの事業分野で、思い切ったグローバル展開をしていきます。
業績目標としては、2015年度の売上高1500億円、営業利益120億円、ROA8%、1株あたりの配当15円以上を掲げました。また、グローバル化の目標として、グループ全体の海外売上高比率を2010年度の34%から、2015年度には約50%に高めることを目指しています。
このビジョン2015を実現していくためには、日新電機グループの事業活動も役員・社員一人ひとりの行動も今まで以上にグループ・グローバルな視点に立ったものにしていかなければなりませんし、今まで以上に様々な国の法律や国際ルール・文化・慣習などに対応していかねばなりません。そこで、ビジョン2015をスタートするにあたり、「企業行動憲章」を「日新電機グループ企業行動憲章」として事業のグローバルな広がりに見合った内容に見直し、「日新電機の企業理念」の名称を「日新電機グループ企業理念」に改め、グループあげて目指すべき「あるべき姿」であることを明確にしました。
これらを基本的な価値軸として、コンプライアンスの徹底を改めて誓うとともに、事業を通じてグローバル社会のインフラ整備と地球環境保全に貢献する「グローバルなエネルギー環境ソリューション企業」を目指すことが、日新電機グループの発展に繋がると確信しています。
私たちはこれからも「すべてのステークホルダーから信頼されるグローバル企業」を目指して努力を積み重ねていきます。同時に、皆様からのご指摘やご要望を真摯に受け止め、経営に反映させたいと思っています。
どうか忌憚のないご意見をお寄せいただきますようお願い申しあげます。
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